秘湯めぐり |
〜秘湯めぐり〜 |
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●秘湯とは温泉が好きな人なら、秘湯一度は行ってみたい、あるいは行ったことがある方も多いと思います。 あまり目立たないたたずまいで、純和風の「温泉」の形を守っている宿。 辞書によれば、「秘湯」とは、へんぴなところにあって人にあまり知られていない温泉、とあります。 温泉情報や口コミなどで聞いた温泉に行ってみたら、人里から遠いところでなんとも風情のある良い温泉だった、という感じだと思います。 ![]() ●日本秘湯を守る会、のちょうちん 旅ででかけた温泉宿で、「日本秘湯を守る会」と書かれたちょうちんをみたことはありますでしょうか? このちょうちんを見ると、ああここも秘湯か、ラッキー!と私は思ってしまいます(笑)。 日本秘湯を守る会とは、1975年に日本の温泉旅館の伝統を守るために有志の方が設立したものだそうです。 会員には誰でもなれるわけではなく、秘湯としての基準を満たす必要があるそうです。 日本秘湯を守る会のちょうちん目当てに訪れる観光客の方も多いそうです。 日本本来の温泉のありかたを「秘湯」とするということは、秘湯というのは日本にしかない貴重なもの、文化だと思います。 ↓日本秘湯を守る会のスタンプポスターです。 ![]() ![]() ●秘湯のひと ある秘湯に行ったときのことです。 一組カップルが混浴に入りたそうにしていましたが、混浴には2名男性が入っておりなかなか出てきませんでした。 とそこに、女性専用露天風呂から女性が2名出てきました。 女性たちはカップルに 「二人でこっちに入りなさいよ。大丈夫大丈夫。 女は男湯に入ってはいけないけれど、男は女湯に入ってもいいのよ。」 カップルは女性たちの言葉に甘えて、二人で女湯に入っていきました。 本当に男が女湯に入ってもいいかどうかはわかりませんが、女性のお客さんが気を利かせてくれたことで、カップルは二人でお風呂に入ることができたんです。 秘湯は、周りの環境のみならず、ひともやさしいんだと思います。 実は、そのカップルというのが、私と妻であったわけなんですが(笑)。あのときは、本当に感謝の気持ちでいっぱいでした。他のお客さんも来ませんでしたから。 ![]() もう一つエピソードがありますのでご紹介します。 ある秘湯のお風呂上りに休憩所で休んでいると、宿の方がやってきました。 私はジュースの自動販売機の前に座っていたため、ジュースを買いに来た宿の方が気を使ってくださったのか、「ジュースのみませんか?」と聞かれました。 あっいいえ、家族を待っていますので、と答えましたが、宿の方はこう答えました。 「私だけジュースを飲むのなんてわるい気がするのです。 私の祖母はね、お百姓さんだったんですが、お米さんはひとりでに育つものではない、たくさんの人に手をかけられて育つんです、って教わったんです。 だから、一人だけ良い思いをするというのはなんだか心苦しくて。」 少々オーバーかなとも思いましたが、正直な方だなと思いました。 余談ですが、そこは皮膚に良いと評判の温泉だったのですが、その宿の方(女性)の肌のつやつやなこと・・やっぱり肌に良い温泉なんだ、と実感してしまいました(笑)。 自分はおばさんだとおっしゃっていましたが、とても肌のきれいな方でした。 秘湯の宿に、あたたかなひと。このひと達との出会いもまた旅を楽しませてくれるものです。 |
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